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なせばなる、なさねばならぬ、何事も

竹山はこんな状態になっています。
2月中旬頃は、早くタケノコ出てこないかな~、と待ち遠しかったのに、
今は、生えてくるタケノコを取るのが追いつきません。
そうこうしている間にあっという間に自分の身長を超えてしまいました。
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そして、今は紅はるかの植え付けのための準備で大わらわです。
とにかく一番上の畑の蔓(つる)植物を除去しなければなりません。
↓の写真のような、大物がゴロゴロしています・・・というか、しっかり大地に根を張ってしまっています。
これらを耕二(トラクター)で浅耕してロータリーに絡ませて取ったりもするのですが、
やっぱり最後は人力です。
地道にフォーク(農耕具)で底を漁って、蔓を取ります。
ホンマに憎たらしい奴です。
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夕方には8割方終わらせました。
昨日と今日で↓の写真程度取れました。

これが地中にあると、耕うんがし難いのに加えて、
肝心の商品となる芋の形が、蔓に当たって、悪くなります。
意地でも全部取ってやる、という気持ちで、淡々と取っていきました。

ここは周りを木が囲っていて、公道まで遠くて、本当に人と接触することがありません。
ホンマに地球上には自分以外の人間がいないのではないか?
という気持ちになるくらいに、人気(ひとけ)がありません。

前回のエントリにも書きましたが、
こういう荒地を農地にするのにはユンボを使う人が大半です。

でも、僕の紅はるかには物語が必要なのではないか、と思っています。

それは、もしかしたら僕だけにしか分からないものかもしれませんが、
それが何かしらの形でお客さん伝われば、きっと喜んでいただけるのではないか、
そう考えています。

まぁ、それくらい強く思わなければ、こんな遠回りな農業はやってられないです。

祖父の他界、自身の退職、荒地の開墾、紅はるかとの出会い・・・etc.


これら全てに対する自分の思いをこの秋に収穫する紅はるかに込めたいと思います。
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で、明日は、イセキ農機さんの中古農耕機の展示会を見に行きます。
鹿児島県内の国分というところに行くのですが、
せっかくですから、丸一日休みにして、薩摩半島に色々見学に行ってきます。

雨の予報でもありますし、他の勉強をしてきます。

by slytribes | 2014-04-17 22:14